周期法

周期法とは

中医学では、女性のからだのサイクルにあわせた周期法をご提案しています。周期法では、基礎体温表を指標とします。基礎体温とは、5時間以上の睡眠の後、静止した状態で測定した体温のことです。

基礎体温表には、基礎体温のほかに、月経期間やおりものの状態、風邪などの病気の記録、薬の服用、性交渉の有無などを記録していきます。

基礎体温表からは、あなたのからだの状態が実によく読み取れ、不妊だけでなく、女性のからだのバランスを整えるのに、とても役立ちます。

生理の周期=女性のからだのリズムを知り、からだにあった過ごし方をしましょう。

 

  一般的な基礎体温表

一般的な基礎体温表

◆ほぼ2週間の低温相とほぼ2週間の高温相

◆高温相と低温相の平均温度差は、0.3~0.5℃

◆低温相から高温相への期間は3日ほどでスムーズに上がる

 

  体温がバラバラな基礎体温表

体温がバラバラな基礎体温表

睡眠時間や起床時間が一定していない生活をしていると、左図のように体温のアップダウンが激しくなります。
この場合、まずは生活リズムを整えることが先決です。

 

  低温相と高温相にわかれない基礎体温

低温相と高温相にわかれない基礎体温

低温と高温が交互に続き、2相にわかれない場合は、無排卵が考えられます。

 

  高温相が長い基礎体温

高温相が長い基礎体温

高温相が3週間以上続く場合は、妊娠・流産・内科的な病気などが考えられます。

 

  高温相が短い基礎体温
高温相が短い基礎体温

高温相が10日未満の場合は、黄体ホルモンの機能不全や、卵の未成熟などが考えられます。

 

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