自律神経とは
自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っています。
交感神経は『闘争と逃走の神経(Fight and Flight)』とも呼ばれ、自然界で生きていくうえで外敵から身を守るための活動的な働きを担っています。
副交感神経はコリン作用性の神経であり、疲弊したからだの回復や傷ついた細胞の修復といった静的な働きを担っています。
自律神経のバランスをチェックしてみよう
下記の項目それぞれ、AかBを選んでください。
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いかがでしたか?
Aが12~27個、もしくはBが0~15個の方は交感神経優位の方です。
Aが0~7個、もしくはBが20~27個の方は副交感神経優位の方です。
Aが8~11個、もしくはBが16~19個の方は、自律神経のバランスが整っている方です。
他にも、横になっている時の脈拍数と、起立している時の脈拍数が上下10以上違う場合や、左右両脇の下で同時に体温を測り、左右の体温差が0.3℃以上違う場合には、自律神経のバランスが崩れていることが疑われます。
この限りではありませんが、ご参考頂ければと思います。
自律神経失調症
陰陽(いんよう)の考えでは、陰と陽のバランスが大切で、どちらが欠けても成り立ちません。例えば、月と太陽、女性と男性、夜と昼、影と光、どちらも必要でどちらか一方が欠けたり優位になったりすると、自然界はバランスを崩し、正常な世界を保てなくなります。
自律神経も同じで、交感神経と副交感神経のバランスが大切です。どちらか一方が優位すぎてもいけません。過剰なほうを排出したり、足りないほうを補ったりして、バランスを保っていきましょう。
自律神経のバランスを整えよう☆
ストレスフルな現代社会において昨今、自律神経の乱れで悩まれている若い女性が増えています。仕事や家事、育児で忙しく、自分の健康にかまっていられない、と思われるかも知れませんが『病は気から』を忘れずに。
たかがストレス、されどストレスです。
チリも積もれば、大病を引き起こします。目の疲れやだるさを感じたら、体からのサインと思って、心身を休めてあげましょう。
生活のリズムを整える
起床時間、食事の時間、お風呂の時間、トイレの時間、寝る時間、大まかで良いので一日のタイムスケジュールを作り、規則正しい生活リズムを目指しましょう。
慣れてきたら、朝は30分くらい早めに起きて散歩やストレッチなど、深呼吸をする時間を作ってみると良いでしょう。
睡眠を整える
22時から夜中の2時はシンデレラタイム。
体の細胞や臓器には修復する時間や活動する時間が決まっています。成長ホルモンが分泌されるのは22時~夜中の2時、但し就寝後2時間後からなので、22時に寝た場合は24時から分泌開始となります。
成長ホルモンは子どもが成長する為だけではなく、細胞の修復や疲労回復、エネルギー代謝にも関連してきます。また、加齢とともに減少するので成長ホルモンを最大限に分泌させる為には、20時に就寝が理想です。現実的にはなかなか難しいですね。
自律神経を整えたい方は、美容とアンチエイジングの為にも21時頃にはテレビを消してリラックス、22時にはベッドに入ることをオススメします。
ストレスはその日のうちに解消
ストレス解消といっても何をして良いかわからない、という方は・・・
❀ ウォーキングやヨガ、太極拳といった軽い運動を週2回ほど楽しんでみましょう。
❀ せりやセロリ、春菊、紫蘇、柑橘類など香りの良い野菜や果物を食生活にとりいれてみましょう。ミントティーや菊花茶などのハーブティーでも良いです。
❀ なかなか解消できないストレスには『逍遥丸(しょうようがん)』などの漢方薬もおすすめです。服用の際はご相談ください。
自律神経が整っているとこんな良い事があります(^^♪
気血がスムーズに流れるので
頭痛や肩こりがなくなる!
生理の周期が整い、生理痛がなくなる!
便秘がなくなる!
肌あれがなくなる!
不眠がなくなる!
生活習慣病予防になる!
心に余裕をもって他人と向き合えるので、人間関係、コミュニケーションが楽しくなる!
毎日を笑顔で過ごすお手伝いをさせてください。
お気軽にご来店ご相談ください。
