体重やウエストサイズを日々確認して「太った!」「やせた!」と一喜一憂していませんか?
ダイエットで本当に大切なのは体重や服のサイズではなくトータルバランス。
例えば「3キロ落とした!」と自分を鏡で見た時、お肌がガサガサだったり、髪の毛がパサパサだったり、また、リバウンドを繰り返して筋肉量が減り、おなかの皮や二の腕の皮がたるんでしまったり・・・そんな経験はありませんか?
「やせたい」「キレイになりたい」
という方だけではなく、きっと
「病気になりたくない」または「病気を治したい」という方もいらっしゃると思います。
肥満は、容姿の問題だけでなく、生活習慣病と呼ばれる、あらゆる病気を引き起こす可能性を高めます。漢方ダイエットは、トータルバランスの整った健康で美しい体、病気になりにくい体を作る方法です。
筋肉を落とさずに健康的に痩せたい!!
お肌がガサガサにならないダイエットがしたい!!
メタボリックシンドローム防止に痩せたい!!
病気予防に痩せたい!!
ひざや腰の負担軽減のために痩せたい!!
という方にオススメの方法です。
トータルバランスを整えるので、
「最近痩せたかも!と喜んでいたら、いつのまにか頭痛や冷え症もなくなっていた!!」
「健康診断でお医者さんに”体脂肪が減りましたよ!がんばりましたね!”と言われて、そういえば夜間の息苦しさや寝汗、のぼせもなくなったなー、と気づきました」
というように、「ダイエットに成功したな~」と思った時には、他の気になる症状も同時に解決している、ということが漢方ダイエットの特徴でもあります。
実証か、虚証か
自分の体質と太る原因をしっかり把握し、自分の体質にあったダイエットをすることが、ダイエット成功の近道です。
体質も生活環境もお一人おひとり違うので、実際にはお一人おひとりに合ったダイエットをご提案しておりますが、ここでは大きく、実証タイプと虚証タイプの特徴をご紹介いたします。
実証タイプ
固太り
食欲旺盛
のぼせ、ほてり
活動的
口、のどが渇く
便秘しやすい
血圧が高め
実証タイプの方は、がっちりとした固太りの方で、カロリーが高い食事や、こってりとした濃厚な味を好む傾向にあります。
実証タイプの方はまず、食事内容を書き出すと良いでしょう。摂取カロリーが消費カロリーを上回っているだけでなく、脂っこい食事や外食、コンビニ食、冷凍食品など、既成のものが多くありませんか?低カロリーで体のなかをキレイにするこんにゃく、いも類、わかめ、昆布などを多く摂るようにし、一日の摂取カロリーを抑えましょう。
また、味つけには味噌やレモン、少しの塩を使いましょう。熱を排出するバナナ、梨、メロン、スイカも良いです。
もともと活動的なので、しっかりと運動をしてエネルギーを発散させましょう。
漢方薬では、基礎代謝を促し、身体に余分なものを排出しやすくするものが主に使われますが、のぼせやイライラがある場合は清熱薬や気の流れを良くする理気薬、また、血液の流れをサラサラにする活血薬も良いでしょう。
虚証タイプ
水太り
疲れやすい
冷え性
動く事が苦手
むくみやすい
胃腸が弱い
息切れ、動悸
虚証タイプの方は、ぶよぶよとした水太りの方。
何らかの原因で、脾胃や腎の働きが低下し、水分代謝が悪くなり、体のなかに余分な水分や脂肪を溜めこんでしまっている状態です。
まずは弱った脾胃の機能を正常にすることが優先です。
冷たいものや生ものの飲食を避け、水はけの良い冬瓜、苦瓜、きゅうり、ナス、大根などを温かいスープにして積極的に摂りましょう。なつめ、パイナップル、さくらんぼ、桃、ブドウなども良いです。
体力がないので、過度な運動はせず、気血を巡らせる有酸素運動をしましょう。有酸素運動には、ヨガや太極拳、ストレッチなどがあります。
漢方薬では、補気健脾薬や養血薬、水分代謝を促す利水薬などを組み合わせて対応していきます。
食べたいストレス、イライラにも漢方対応
摂取カロリーが消費カロリーを上回っている方は、ダイエット中は大好きな食べ物を我慢したり、食べたいだけ食べられなかったりする時期もあります。
また、ストレスによって代謝が落ち、身体全体のバランスを崩して太ってしまう、という方もいます。
でも大丈夫!
イライラ・ストレスにおすすめの漢方薬やオリエンタルハーブもあるのです。
食養生では、春菊や紫蘇などの香りのよい葉野菜、みかんやグレープフルーツといった柑橘類の果物がおすすめです。
もも木薬局ではお一人おひとりに合わせた漢方薬・オリエンタルハーブのご提案はもちろん、生活習慣や食養生のご提案もいたします。
※漢方薬は医薬品です。
自分に合っていないものを服用しても効果がでないばかりか、症状を悪化させることもあります。お電話にてご予約いただきお気軽にご相談にいらしてくださいね!