こんにちは
10月19日、中医薬研究会「皮膚病専門講座」に
行ってきました。
西洋医学・中医薬の双方の観点から
アトピー性皮膚炎についての講義がありました
西洋医学では
「日本のアトピー性皮膚炎の治療の進化」について
日本歯科大学医科部門 皮膚科
教授 山口全一先生のお話を伺いました。
中医学では
「慢性疾患 アトピー性皮膚炎の中医治療」について
雲南中医大学第一付属病院副院長 皮膚科
主任医師 葉 健州先生のお話を伺いました。
アトピー性皮膚炎の原因として考えられるのは
体質素因・アレルギー体質
食事などの素因
辛い物・脂っこい物・生臭い物・発ものを
摂りすぎることで脾胃が損傷され
湿熱などの邪気が作り出される
外感淫邪
内外の邪気が合されることで
風湿熱の邪気が皮膚に滞る
アトピー性皮膚炎の治療には
標治・本治が大切で特に
「脾胃」を重視する必要があるとの事。
そして、回復期には健脾・滋陰・養血潤膚することが
大切とのことです。